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石焼ビビンバ

材料(4人分)

  • ごはん(700g)
  • ほうれん草(1束)
  • 人参(大1本)
  • 調味料A
    ・ごま油(小さじ2)
    ・塩(適量)
    ・すりごま(大さじ1)
  • 大根(300g)
  • 塩(少々)
  • 調味料B
    ・酢(大さじ2)
    ・砂糖(大さじ1)
  • 牛肉薄切り(200g)
  • 焼き肉のたれ(適量)
  • サラダ油(小さじ1)
  • キムチ(200g)
  • 卵黄(4個)
  • コチュジャン(適量)
石焼ビビンバ

作り方

グレーライン
写真:手順1
まず野菜のナムルを作る。 ほうれん草はさっと茹でて冷水にとり、
3cm長さに切ってAの半量で味付けをしておく。人参はせん切りにし、
さっと茹でて残りのAで味付けをする。
写真:手順2
大根は太めのせん切りにし、塩をふってしんなりさせて絞り、Bで味付けをしておく。
写真:手順3
フライパンにサラダ油を熱して牛肉を炒め、焼き肉のたれで味付けをする。
写真:手順4
高温に熱した石鍋(またはホットプレート)にごま油をひき、ご飯を広げ、
上にナムル、大根、キムチ、焼き肉を美しくのせて中央に卵黄を置く。
ご飯の下の方がパリパリになったらよく混ぜて取り分け、
コチュジャンを添えてどうぞ。
ワンポイント
エッセイ枠上

Vol.73「ほうれん草」

写真:Vol.73「ほうれん草」 夏場のホウレン草とこの時期に出回る根が赤くて葉に深い切れ込みのある物(東洋種)とは、同じお野菜とは思えないくらいに美味しさに差がありますね。東洋種のホウレン草の方を絶対にお勧めします。

葉が分厚くていかにも固そうに見えるのですが、調理すると短時間で火が通り甘みも強いのです。多少価格も高いのですがその分の味の違いはありますよ。ホウレン草はフダンソウやオカヒジキと同じアカザ科の植物で西アジアの原産です。日本には17世紀くらいに渡来したと言われています。今の様に頻繁に食べられる様になったのは戦後それも1965年以降だそうですよ。意外に新しいお野菜だったのですね。カロチンやビタミンC、鉄を含む緑黄色野菜ですが、季節によって変動が大きいです。やはり寒い時期のお野菜なのです。美味しいうちに油で料理して沢山いただきましょう。油はホウレン草のカロチンの吸収を促します。ゴマ和えはゴマの油分を利用した昔の人の智恵だったのです。
エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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