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涼しい秋の焼き野菜

材料(4人分)

  • パプリカ(1個)
  • ズッキーニ (1本)
  • ナス(1本)
  • ジャガイモ(2個)
  • トウモロコシ(1本)
  • 塩(適量)
  • オリーブ油(大さじ3)
涼しい秋の焼き野菜

作り方

グレーライン

パプリカは半分に切りタネを除いて更に4つに切る。ズッキーニとナスは5センチ長さに切って2センチ幅の拍子木切り。
トウモロコシは4分の1等分して横半分に切っておく。ジャガイモは良く洗ってクシ切りにする。

天板にオーブンシートを敷き野菜を全て入れて、
塩とオリーブ油をかけ、200度のオーブンで20〜30分焼く。

エッセイ枠上

Vol.21「野菜の色にはわけがある」

写真:Vol.21「野菜の色にはわけがある」 宇宙にぽっかりと地球が浮かんだのが40数億年前だとか。原始の海の中に生命の元が生まれたのは40億年前。その時の地球には強くて生命を脅かす殺人紫外線がたくさん降り 注いでいました。進化して炭酸ガスと水を利用して光合成を持った植物はその副産物として酸素を作りました。そして36億年かけて地球を酸素で満たし、オゾン層を作ったのです。オゾン層で紫外線をシャットアウトして、やっと植物は水から陸地に上がることが出来たのです。また植物は紫外線から身を守るために様々な成分を作り出しました。それが色として現れているのです。

リコピン…トマトやイチゴの色。β-カロチン…ニンジンやカボチャの色。カプサイシン…唐辛子やパプリカの色。クロロフィル…ほうれん草や小松菜等の色。アントシアニン…赤シソやブルーベリーの色。ケルセチン…タマネギやニンニク等の色。そして私たち人間が野菜を食べるとその色が私たちを紫外線から守り免疫力をつけてくれるのです。有り難くも不思議な野菜の力です。
エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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